2013年1月17日木曜日
母音(1)
今日はタイ語の母音について。
まず、皆さんに知っていただきたい事は、タイ語の母音は大きく分けて9種類あるということ。またそれらを短く発音するか、長く発音するかでも分けられる。
9種類の母音(短母音)
・『a』・・・日本語とほぼ同じ「ア」の音。
・『i』・・・日本語とほぼ同じ「イ」の音。
・『u』・・・日本語の「ウ」より口先を尖らせて出す「ウ」の音。
・『e』・・・日本語とほぼ同じ「エ」の音。
・『ɛ』・・・口を大きく開き舌の先を低い位置にして出す「エ」の音。
・『o』・・・日本語の「オ」より口先を尖らせて出す「オ」の音。
・『ɔ』・・・「ア」の口の形にし、大きく開け顎を下げ「オ」の音。
・『ɯ』・・・「イ」の口のように、口を横に広げ出す「ウ」の音。
・『ə』…楽な形で口を少しだけ開き、『a/ア』と『ɯ/ウ』の中間の音。
短母音と長母音
・短母音…文字どおり、母音を短く発音する。「アッ」、「イッ」など音の最後に区切りよく止め発音。
・長母音…長めに発音する。音の最後は短母音とは逆に区切りよく止めない。
長母音では上記の母音を長めの発音するだけ。(*同じ母音発音記号が2つ並んだ場合、長母音として発音する。)
つまり。。。
長母音
・『aa』・・・日本語とほぼ同じ「アー」の音。
・『ii』・・・日本語とほぼ同じ「イー」の音。
・『uu』・・・日本語の「ウー」より口先を尖らせて出す「ウー」の音。
・『ee』・・・日本語とほぼ同じ「エー」の音。
・『ɛɛ』・・・口を大きく開き舌の先を低い位置にして出す「エー」の音。
・『oo』・・・日本語の「オー」より口先を尖らせて出す「オー」の音。
・『ɔɔ』・・・「アー」の口の形にし、大きく開け顎を下げ「オー」の音。
・『ɯɯ』・・・「イー」の口のように、口を横に広げ出す「ウー」の音。
・『əə』…楽な形で口を少しだけ開き、『a/アー』と『ɯ/ウー』の中間の音。
ということになる。
上記以外に2重母音(重母音)というものが存在する。
2重母音・・・上記であげた母音を2つ組み合わせたもの。組み合わせただけなので、新しいこと難しいは特に無い。
2重母音
『ai』,『ua』,『ɯɯa』など…
(例)『ai』は「アーィ」と発音する。最初の音を少し長めに発音し、最後の音を弱めに発音する。
*日本語とほぼ同じ発音あっても、タイ語の母音はタイ語の母音としてはっきり区別しよう。これは、必ずしも、同じではない場面があるため。
*上記のアルファベットみたいな発音記号はIPA(国際音声記号)という。IPAは今後の学習でもかなり重要になるので、必ず覚えるようになろう。
発音は文字だけではどうも区別しにくいため、Youtubeから有効な母音発音の動画を添付したので、それも参考にしていただきたい。
それでは今日はこのへんで。
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